第三者委員会へ
年金記録の間違いというのは、アイコの正社員時代の記録で、昭和63年3月から平成8年3月までずっと正社員として働いてきたにも関わらず、その間1日だけ国民年金加入となっていて、国民年金保険料が未納となっていました。アイコは正社員時代、2度出向しているのですが、A会社入社→B会社へ出向→C会社へ出向→A会社へ戻る、という経緯で、会社名は違うものの、ずっと同じグループの会社で勤務していたにも関わらず、1日だけ厚生年金をかけていない=国民年金加入、という、不思議な現象が起こっていました。
専用ダイヤルの方のお答えでは、記録上、国民年金(しかも未納)となっているので、A会社へ問い合わせしてほしいということでした。
社会保険庁のほうで、勤務先に問い合わせてくれる、というわけではないようです。
そこで、自分で、A会社へ電話して確認してみることにしました。
A会社では、そういう労務関係全般は、D会社へ委託しているとの事で、D会社へ電話し、内容を伝え、書類を捜して連絡をもらうことになり、待つこと数日・・・。いろいろ調べていただいたのですが、書類はすでになく(そういう労務関係の保管期限は3年とのことでした)、しかも、問題になるのがB会社へ出向したときで、そのB会社も今は存在していない、とのことでした。
なにしろ、20年も前の話なので、書類が残ってないのは当たり前でしょうね、アイコもすでに捨ててしまっています。まあB会社がなくなっているのはびっくりしましたが・・。
そこで、連絡をいただいたD会社のYさんのすすめで、第三者委員会へ申し立てることにしました。
TVでよく聞く年金問題ですが、まさか自分の身に起こるとは!
そして、アイコの住む地域の社会保険事務所へ行ってまいりました。大混雑、と思いきや、待合の椅子には誰もおらず、すんなり関係書類をもらって帰ってきました。
これがまた、細かく書くことが多いのです!まだ全然書いていないのですが、たった1日(1か月分の厚生年金)のために、面倒だなぁと。。
D会社のYさんと、おそらく、A会社からB会社へ出向した際、事務上の手続きの日にちを1日間違えたのではないか、と話しながら、お互い苦笑。アイコが第三者委員会へ異議申し立てをすれば、再び、D会社へ問い合わせが入るだろうから、そのときは書けることはしっかり書いてあげるとYさんに言っていただきました。
すでに退社して13年、オットも同じ会社でしたがやっぱり退社してしまった会社へ再びこういう形で連絡をとることになるとは思ってもいませんでした。
同じ釜の仲間というんですか、Yさんはとても感じの良い方でした。A会社は離職率も高く、とても厳しい会社でしたが、今では懐かしく思います。
アイコもオットも新卒でA会社へ入社して、アイコは8年、オットは10年勤めさせていただき、転職したことでA会社の厳しさをひしひしと感じたわけですが、二人とも、入社時には奨学金という多額の借金を抱え、辞めるに辞められず、お陰で、ちょっとしたことには動じない強い精神力を培ったような気がしています。
オットは今でもよく働いていますが、アイコは1日3時間ほどの気楽なパート、A会社で勤務していた頃を思い出すたび、よく働いていたなぁとちょっと自慢でもあります。まあ、学生時代もよく働いていましたし、今、病気になってしまって少ししか働けないのもちょっと休めってことなのだろうと思います。では、元気になったら、バリバリ働くかと聞かれたら、やっぱりお気楽パートがいいなぁと(笑)。
さて、第三者委員会への書類を完成させなければなりません。1か月分の厚生年金、取り戻すぞ!
| 日常のつぶやき | 2009-12-04 | comments:0 | TOP↑